- 2025.08.25
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愛犬の足腰を守る!滑らないフローリング選びのコツ5選

愛犬の足腰を守る!滑らないフローリング選びのコツ5選
室内飼いのワンちゃんがフローリングの上でツルツル滑っていませんか?
実はそれ、関節や筋肉にかなりの負担がかかっているサインかもしれません。
滑りやすい床は、脱臼・ヘルニア・股関節のトラブルなど、犬の足腰に悪影響を及ぼす原因のひとつ。
でも「おしゃれなフローリングはあきらめたくない!」という飼い主さんも多いはず。
そこで今回は、「愛犬の足腰を守りながら、お部屋の見た目もキープできる」滑りにくいフローリング選びのコツを5つご紹介します!
① ペット対応の“滑り止めフローリング”を選ぶ
各メーカーから販売されているペット用フローリングは、表面に滑り止め加工が施されており、犬の足でもしっかり踏み込める設計になっています。
たとえば、LIXILの「ラシッサDフロア ペット対応タイプ」や、Panasonicの「ベリティスフロアS ペット対応」などは人気があります。
見た目は通常のフローリングと変わらず、滑りにくさ+傷・汚れへの強さも兼ね備えています。
② クッションフロアや塩ビタイルも選択肢に
柔らかく弾力のあるクッションフロア(CF)や塩ビタイルも、ペットにはやさしい素材です。
表面がややマットで、爪が引っかかりやすく滑りにくいため、小型犬や高齢犬に特におすすめ。
デザインも木目調や大理石調など豊富なので、インテリアのテイストにも合わせやすいのが魅力です。
③ コルクフロアで“柔らかくて滑らない”を両立
コルク素材は自然素材のやさしさと、防滑性・防音性に優れた万能床材。
犬の足にフィットしやすく、ジャンプや走り回る音も軽減できるので、集合住宅やマンションでも安心です。
ただし、水や尿に弱い点があるので、コーティング加工されたものや防水性の高いタイプを選ぶようにしましょう。
④ ワックスや滑り止めマットで後から対策もOK
既存のフローリングを活かしながら改善したいなら、ペット用滑り止めワックスや滑り止めマットの活用が◎。
市販の「ペット用フロアコーティング剤」は、簡単に塗布できて効果も実感しやすいアイテム。
部分的にラグやタイルマットを敷くのも有効です(洗えるものが便利)。
⑤ 脚への負担が少ない“柔らかめ+低反発”を意識
滑るだけでなく、“硬すぎる床”も犬の関節に負担をかけます。
低反発・弾力性のある素材を選ぶと、着地時の衝撃が和らぎ、シニア犬にも優しい床になります。
コルク、クッションフロア、ラグなどを上手に組み合わせて「滑らず・響かず・衝撃も吸収」できる快適空間にしましょう。
おわりに
愛犬にとって快適な床は、健康を守るための大切な要素です。
滑らないフローリング選びは、転倒やケガのリスクを減らすだけでなく、安心して暮らせる住環境づくりにもつながります。
愛犬の年齢や犬種、住まいの条件に合わせて、最適な床材や対策を取り入れてみてください。
大切な家族の一員が、毎日を元気に過ごせるお部屋になりますように!