- 2025.11.10
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システム収納でかなえるホームシアター ― リビングを劇場に変える工夫
システム収納でかなえるホームシアター
リビングをすっきり保ちながら、映画館の迫力を日常に。
はじめに
映画館のような大画面と迫力ある音響を自宅で楽しめる「ホームシアター」。しかし、テレビやプロジェクター、スピーカー、配線などをそのまま置くとどうしても生活感が出てしまい、部屋が雑然と見えてしまいます。そこで役立つのがシステム収納。限られたスペースを美しくまとめつつ、本格的なシアタースペースを実現できます。
ポイント1:テレビボードをシステム収納に
ホームシアターの中心となるテレビやプロジェクターを支えるのは収納家具です。
- 幅180cm以上のシステム収納をベースにすると、65インチクラスの大画面テレビも安定して設置可能。
- 下部は引き出し式収納にして、DVDやゲーム機をすっきり収納。
- 側面に可動棚を設ければ、スピーカーやレコード、観葉植物も配置でき、インテリア性が高まります。
ポイント2:配線を隠す
ホームシアターで悩ましいのがケーブル類。システム収納を使えば、背板に配線用の穴を設けて裏側にコードを通すことができます。見た目がすっきりするだけでなく、掃除もしやすくなるのがメリットです。
ポイント3:照明と収納の一体化
映画館の雰囲気をつくるには、照明も欠かせません。
- システム収納に間接照明(LEDテープライト)を組み込む。
- 棚の背面に小型ライトを設置して、映画中はほんのり光を残す。
こうすることで、目に優しく、没入感のあるシアター体験が叶います。
ポイント4:日常生活との両立
リビングは映画鑑賞だけでなく、家族が集まる生活の場でもあります。システム収納を取り入れれば、普段は雑誌や子どものおもちゃ、書類などをすべて扉の中にしまえるので、鑑賞のときだけ“非日常の空間”に切り替え可能。「日常」と「映画館」を同じ部屋で両立できるのが大きな魅力です。
まとめ
システム収納を活用すれば、限られたスペースでもホームシアターは十分実現可能です。
- 大画面を支える収納とスピーカー配置
- ケーブルを隠す配線計画
- 間接照明でシアター気分を演出
- 生活感を隠し、非日常の空間に切り替え
収納とデザインを一体化させることで、映画館のような迫力と、自宅ならではのくつろぎを両立できます。「収納家具」としてだけでなく「空間を変える装置」としてシステム収納を捉えると、暮らしの楽しみ方がぐっと広がります。
