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  • 2025.04.14
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家で子どもがケガをしないようにする工夫

子どもは成長するにつれて活動範囲が広がり、家の中でも思わぬケガをしてしまうことがあります。特に小さなお子さんがいる家庭では、「ヒヤッ」とする瞬間を経験した方も多いのではないでしょうか。

今回は、家庭内で子どもがケガをしないようにするための工夫やアイデアを、場所別に詳しくご紹介します。日常生活の中でできる簡単な対策から、少し手間をかけてでも安全を確保する方法まで、幅広く取り上げます。

リビング編

1. 角の保護パッドを設置

テーブルやテレビ台の角は、子どもの目線の高さにあり、ぶつけると大きなケガに繋がることがあります。柔らかい素材のコーナーガードを貼って、万が一の衝突に備えましょう。

2. 家具の転倒防止対策

テレビや棚が地震やいたずらで倒れないよう、壁に固定する器具を活用しましょう。特に子どもが登ろうとする行動には要注意です。

3. 床の滑り止め

フローリングが滑りやすい場合は、滑り止めマットやカーペットを敷くことで転倒を防げます。子どもが走り回る家庭ではとても有効です。

キッチン編

1. 引き出し・扉のロック

包丁や調味料、洗剤など危険なものが多いキッチンでは、引き出しや扉をロックするチャイルドロックを活用しましょう。

2. コンロ周りのガード設置

ガスコンロやIHの操作ボタンを勝手に押してしまうのを防ぐため、コンロガードを設置するのがおすすめです。火の使用中は子どもを遠ざける意識も大切です。

3. 床に物を置かない

調理中に足元にある物につまずいて転倒するケースもあります。キッチンでは床を常にすっきり保つよう心がけましょう。

階段・廊下編

1. ベビーゲートの活用

階段には必ずベビーゲートを設置し、子どもが勝手に昇り降りできないようにしましょう。特に目を離しがちな時間帯に効果的です。

2. 手すりの設置と段差の明示

段差がある場所には手すりを設けたり、目立つ色のテープで段差を強調したりすると、足を踏み外すリスクを軽減できます。

寝室・子ども部屋編

1. ベッド周りの安全対策

転落防止のために、ベッドガードや床にクッションマットを敷くと安心です。小さな子どもには布団を使うのも一つの方法です。

2. おもちゃの収納を工夫

おもちゃが床に散らかっていると、踏んで転ぶリスクがあります。低い棚やボックスに収納し、子ども自身が片付けやすい環境をつくることが大切です。

3. コード・配線の整理

電気コードや充電ケーブルは、引っかかって転倒したり、誤って口に入れてしまう危険があります。コードカバーやケーブルボックスを使って整理しましょう。

その他の工夫

1. 日常的な声かけとルールづくり

「ここは走らない」「登らない」など、危ない場所に対するルールを家庭内で決めておき、繰り返し声かけすることで、子ども自身の意識も高まります。

2. 家族全員で安全意識を共有

大人だけでなく、きょうだいや祖父母など家族全員が安全への意識を持ち、協力して見守る体制をつくることが大切です。

まとめ

子どもの成長を見守るうえで、家庭内の安全対策は欠かせません。小さな工夫の積み重ねが、大きなケガを未然に防ぐことに繋がります。

✅ 家具や設備の物理的な対策
✅ 生活習慣やルールづくり
✅ 家族全体の見守り体制

これらを意識して、安心して子どもが過ごせる住まいづくりを進めていきましょう。


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