- 2025.09.15
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湿気を制す者が収納を制す?

湿気に負けない収納術
――高崎リビングが考える“湿気と上手に付き合う収納アイデア”
梅雨や夏の時期になると、なんだかクローゼットの中がジメジメ…。
気がつくとお気に入りの服にカビが出ていたり、押し入れの奥がなんとなくカビ臭い…そんな経験はありませんか?
「収納」はモノを片づけるだけの場所ではありません。
中の空気がこもりやすく、温度・湿度が安定しにくいからこそ、湿気対策を前提に考えることが、収納の“快適さ”を大きく左右します。
今回は「収納✖️湿気」に注目し、今日からできる工夫から、リフォーム・造作収納のご提案まで、湿気に強い収納術をご紹介します。
湿気が引き起こす収納トラブルとは?
湿気が多い収納空間では、次のようなトラブルが起こりがちです。
- クローゼット内の衣類やバッグにカビが生える
- 木製の棚や箱が歪んでしまう
- 押し入れの布団がカビ臭くなる
- 紙類が波打つ・変色する
- 靴箱の中が常にムワッとする
これらの原因は、「湿度が高すぎる状態」によるもの。
特に収納スペースは密閉されがちで空気がこもるため、意識的な対策が必要です。
今日からできる!湿気対策の基本
収納扉を定期的に開けよう
週に数回でも扉を開けることで、カビの発生率は大幅に減少します。
詰め込みすぎに注意
モノとモノの間に指1本分の隙間を作ることで空気が流れ、湿気がこもりにくくなります。
すのこやスチールラックの活用
床からの湿気を避けるため、押し入れの床にすのこを敷くのが効果的です。
除湿グッズや新聞紙を使う
市販の除湿剤や炭、新聞紙などを活用すれば、簡易的な湿気対策ができます。
“湿気に強い収納”を作るには?
高崎リビングでは、収納そのものを湿気に強く設計する提案も行っています。
通気性の良い構造
- 背板のないオープンラックで通気を確保
- パンチング加工やルーバー扉で自然換気を促進
- 押し入れの床面に棚を浮かせて湿気の逃げ道をつくる
湿度に強い素材を選ぶ
- 壁面に珪藻土ボードを使用し、調湿効果を持たせる
- 桐材など、湿度に強い天然木の棚板を活用
- 調湿シートの設置でカビの発生を予防
これらは後付けも可能なため、既存の収納にもすぐ取り入れられます。
収納の見直し、プロに相談してみませんか?
「除湿剤を置いても布団がカビてしまう」
「ウォークインクローゼットがいつもジメジメする」
「靴箱の臭いが気になる」
こうしたお悩みがある方には、収納構造の見直しをおすすめします。
高崎リビングでは、通気・調湿・収納力をバランスよく組み合わせたご提案を行っています。
お客様一人ひとりの住まいに合わせた、最適な湿気対策をご提案します。
湿気対策で収納の「質」が上がる
収納の「見た目」や「量」も大事ですが、快適さは湿気対策で決まります。
毎日使うからこそ、「カビない・におわない・安心してしまえる」収納は暮らしのストレスを減らしてくれます。
収納を“きれいにしまう”だけでなく、“気持ちよく保てる”場所に変える――
それが、高崎リビングの考える「暮らしに寄り添う収納」です。
おわりに
除湿剤だけに頼る収納から一歩進んで、湿気に強い設計を取り入れてみませんか?
高崎リビングでは、収納の機能性・美しさだけでなく「長く使える快適さ」を重視したご提案を行っています。
押し入れ・クローゼット・下駄箱・キッチン収納…
湿気が気になる場所ほど、暮らしやすさが大きく変わります。
ぜひ、お気軽にご相談ください。