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  • 2025.06.16
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トイレの引き戸が閉まらない時の対策

はじめに

トイレの引き戸が「途中で止まってしまう」「レールに引っかかる」「隙間ができてしっかり閉まらない」など、地味ながらも日常のストレスになるトラブル。特に年数が経った住まいでは、ちょっとしたズレや部品の劣化が原因で起きることがよくあります。

今回は、トイレの引き戸が閉まらない時に考えられる原因と、その対策方法を紹介します。ご自宅の状態に合わせてチェックしてみましょう。

よくある原因と対策

① レールや敷居にゴミ・ホコリが溜まっている

原因:レールや戸車の溝にホコリや髪の毛がたまり、スムーズに動かなくなるケース。

対策:

掃除機やブラシでレールのゴミを取り除く

雑巾でレールを拭き取り、必要に応じて潤滑スプレーを少量使用

② 戸車の劣化や破損

原因:引き戸の下にある戸車(コロコロ)が劣化して動きが悪くなることがあります。

対策:

戸車を交換する(ホームセンターで同型のものを探す)

引き戸を一度外して裏側を確認、工具でネジ調整も可能

③ 扉や枠が反っている・歪んでいる

原因:湿気や経年劣化で木製の扉や枠がわずかに変形し、引っかかってしまうことも。

対策:

枠や扉の接触箇所をサンドペーパーで軽く削る

大きく反っている場合は、プロに相談して建具の修正や交換を検討

④ 上吊りタイプの引き戸でレールのズレ

原因:上吊り式の扉では、吊元のネジが緩んで傾いてしまっていることがあります。

対策:

扉上部の金具を確認し、ドライバーで締め直す

必要に応じて金具の位置を微調整

⑤ 戸当たり・ストッパーの位置ずれ

原因:扉をピッタリ閉めるための戸当たり部材がずれていたり、ゴム製パッキンが変形しているケース。

対策:

戸当たりやストッパーの位置を確認し、ずれていれば調整する

ゴムパッキンを交換する

応急処置としてできること

力で無理に閉めようとしない:扉やレールを傷める原因になります

養生テープや仮止めで隙間を一時的に塞ぐ:来客時など、急場をしのぎたいときに便利

業者に依頼する目安は?

以下のような場合は、専門の建具屋さんやリフォーム業者への相談をおすすめします。

扉自体が大きく歪んでいる

修理してもすぐ再発する

部品交換しても改善しない

まとめ

トイレの引き戸が閉まらないと感じたら、まずはレールや戸車、金具の状態をチェックするのが第一歩。多くの場合、掃除やネジ調整などの簡単なメンテナンスで改善できます。

✅ レール掃除と潤滑が基本
✅ 戸車や金具の劣化チェック
✅ 枠や扉の歪みには要注意
✅ 修理が難しい場合はプロに相談

日々使う場所だからこそ、スムーズに閉まる引き戸で快適な生活を取り戻しましょう!


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