家で麻雀をするための収納のコツとDIY
まずはチェックリスト(必要物を一箱に)
ゲーム用アイテム
- 麻雀牌・点棒・リーチ棒・サイコロ・起家マーク
- マット(折りたたみ or ロール)
- 点数記録(スコア用紙 or アプリ)
- 洗浄用ウェットティッシュ・乾拭きクロス
収納用アイテム
- フタ付きボックス(目安:外寸 40×30×12cm)
- 仕切りトレー(牌×4山/点棒・小物)
- マット用筒 or 角当て付き平箱
- 消音用EVAシート・フェルトクッション
※牌やマットのサイズはメーカーで差があります。手持ちに合わせてボックス寸法を調整してください。
ゾーニング収納:出しやすく・戻しやすく
黄金ルール「縦にまとめる・動線を短く」
- 壁面にスリムシェルフ(奥行30cm程度)を設置し、下段=牌セット、中段=トレー、小物、上段=マット筒。
- ダイニングテーブルから半径2m以内に集約。移動距離が短いほど設営が速い。
- ボックスはラベルで明示(例:「牌セット」「点棒」「マット」)。
すき間活用
- 冷蔵庫横や家具間の15cm幅にスリムワゴン
- ソファ下に引き出しトレイ(キャスター付き)
見せない収納
- 不透明ボックスで生活感をオフ
- リビング色(白・木目・グレー)に統一
静音化と傷防止のひと工夫
- EVAフォーム(厚さ2〜3mm)をテーブルに敷き、その上にマット。打牌音がやわらぎます。
- テーブル脚・椅子脚にフェルト。移動音と床傷を軽減。
- 牌ケース内に薄手のフェルトを敷くとカチャ音を低減。
- ドリンクはコースター付きトレーに集約して水濡れリスクを回避。
DIY#1:折りたたみ天板で“リビング卓”化
ダイニングテーブルに載せる折りたたみ天板を用意すれば、専用卓がなくても快適にプレイ可能。
材料(目安)
- 合板 or 集成材 900×900×厚18mm(4人打ちの取り回し良)
- 折りたたみ蝶番 ×2〜3、面取りテープ、すべり止めマット
- 角当てゴム・L字コーナーガード
作り方
- 天板を450×900mmで2枚にし、中央を蝶番で連結(本のように折りたためる)。
- 四辺を面取りし、コーナーにゴムガードを装着。
- テーブルに広げる際は、天板下にすべり止めマットを敷く。
- 上に麻雀マットを敷いて完成。
※飲食を想定する場合は撥水クリア塗装を薄く2回。乾燥後に使用。
DIY#2:マット専用ポスターケース(筒)
ロールマットを潰さず保管・持ち運びできる筒型ケース。立て掛け収納で省スペース。
材料
- 市販ポスターケース(内径80〜100mm可変タイプ)
- 緩衝材(薄手EVA)、ショルダーストラップ(任意)
手順
- 内側にEVAを巻いて段差を吸収し、マットをロールで収納。
- 長さをマットに合わせて調整し、ラベルで明記。
平置き派の代替
- A2〜A3図面ケースに平置きで収納
- 角潰れ防止にコーナーガードを併用
DIY#3:キャスター付きサイドカート
点棒・リーチ棒・サイコロ・記録用紙を一括管理。プレイ中はテーブル横に寄せて、終わったらそのまま格納。
ベース
- スリムワゴン(幅15〜20cm、3段)+天板トレー
内装カスタム
- 上段:浅型トレー(点棒・リーチ棒・サイコロ)
- 中段:牌置きトレー(予備牌・起家マーク)
- 下段:A4書類ケース(スコア用紙・筆記具・クロス・コースター)
静音配慮
- 各トレー底面にフェルトを貼る
- キャスターはゴム車輪を選ぶ
3分設営・5分片付けルーティン
設営 3分
- 折りたたみ天板を広げ、すべり止め→マット。
- サイドカートを横付け。
- 牌を4山にセット、点棒・サイコロを所定位置へ。
片付け 5分
- 牌を乾拭き→ケースへ。点棒・小物はトレーごと収納。
- マットを乾拭き→筒 or ケースに戻す。
- 天板を折りたたみ、立てかけ収納。床を軽くコロコロ。
子ども・ペット対策&保管の注意
- 小物はチャイルドロック付きボックスへ(誤飲防止)。
- 保管は高い位置・鍵付きが安心。ペットの毛対策に不織布カバー。
- 湿気対策にシリカゲル、ニオイ対策に活性炭をボックスに同梱(定期交換)。
- 日光直射・高温を避け、変形・退色を防止。
まとめ
「縦にまとめる」「静音素材をはさむ」「動線を短く」の3点で、自宅麻雀はぐっと快適に。
DIYの折りたたみ天板+マット筒+サイドカートの“三種の神器”があれば、設営も片付けも最短コースで回せます。
収納と動線を整えて、週末の半荘をもっと身近に楽しみましょう。